姥捨山の麓に母を捨てて帰った鉄朗が
我が家の戸を開けると
そこにはあきらかに偽物と分かる母が待っていた。
困惑する鉄朗の元へさらに
明らかに他人だとわかる男達が
実兄やら実弟やら又従兄弟を名乗り
居座り始めてしまった。
血族だと言い張る偽物達を追い払うこともできず
昨夜の母と同じく寝静まった時刻に姥捨の麓に捨てやろうと目論む鉄朗であったが
しかしその晩
偽の家族が寝静まった頃時計を見上げると
柱時計から時間だけがすっかり逃げ出していたのだった。
焦るばかりの鉄朗
そしてやたらと逃げ出した時間の行方に詳しい偽物の血族。
独立独歩の移動を始めた時間を追う鉄朗達が辿り着いた先は
風と光とエーテルの積み上げられた透明な都市「鉄道街」であった。


浜松近郊配布チラシ

名古屋近郊配布チラシ


小劇場を招く会 フリーランサー 第20回招聘公演
鉄道街
平成20年2月17日(日)14時開演
(12時から整理券発行・13時30分開場)
浜松市雄踏文化センター
(静岡県浜松市西区雄踏町宇布見5427)




全席自由(予約の必要はありません)
※未就学児同伴の方は母子室にてご観劇下さい。

自由料金制(終演後、納得のいく金額を劇場ロビーの
料金箱にお入れ下さい。)

上演時間:約1時間30分


アクセス
・JR舞阪駅遠鉄バス浜松行「宇布見中村」下車徒歩3分
・JR浜松駅北口バスターミナル5番のりば[20]宇布見・
 山崎行「宇布見領家」下車徒歩5分
(バス所要時間約30分)
・JR舞阪駅より徒歩30分
・東名高速道路浜松西インターチェンジより車で20分



                
              

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前回公演


フ透明少年 第七回公演
『鉄道街』
平成19年9月 23日(日)、24日(月・祝)
愛知県芸術劇場小ホール
(愛知芸術文化センター B1)